涙が止まらない… 

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ここ2,3日前から急にめまいが続いている。

最初は朝起きた時とか、ふと頭をあげたり、下げたりする時の数回だったので、あまり気にしていなかった。

今朝起きるときは気を付けて起き上がったら眩暈を感じなかったので良くなってきたとホッとしていた。

だけど上の子を学校に連れて行く前に眩暈を感じたので無理やり目が回っている逆の方向に目を回転させてみたら余計頭がぐるんぐるん回り、気持ち悪くて吐きそうになった。

下の子を幼稚園に送り出してからもまだ気持ち悪さが抜けないので、外の空気を吸ったら気分も落ち着くだろうと思い、スーパーに行くことにした。

スーパーに着いてからも、気分が落ち着くどころが気持ち悪さが更に増し、後悔して夫にメッセージを送るとすぐに電話が掛かってきた。

夫 「大丈夫?」

私 「やりたいこといっぱいあるんだけど、気持ち悪くなっちゃって…」

夫 「今 どこ?」

私 「〇〇スーパー」

夫 「なんで買い物なんか?家に帰りなよ。家に帰ってまず血圧はかってみて。で、クリニックに電話して」

私 「うーん」

夫 「うーんじゃないでしょ? 子供たちのお迎えは出来そう?」

私 「やるしかないよね」

夫 「ダメだったら、早退して僕が迎えに行くから。」

家に帰ってから血圧を測ると、血圧がかなり低かった。

上が80を切っていた。


小さい子供達がいるんだから、母親の私が倒れるわけにはいかない。

吐き気が納まらない中、夫に状態を伝える。

「すぐに帰る」と連絡が入った。

夫が帰ってくる間、私の母の事を考えた。

そうしたら涙が出て止まらなくなってしまった。

私には、こうやって、私が具合が悪いときに帰ってきてくれる優しい夫がいる。

でも母はずっとすべてを一人で抱えていた。


私達子供が小さい頃、働き三昧の夫(私の父)と、夫の両親(私の祖父母)を一人で抱えて病気になることも許されない中、毎日奮闘していたと思う。

私の父は「病気は気持ちの問題。気合いが足りないんだ。病は気で治せ!」と、自分にも他人にも厳しい人。

私は両親が寝込んだ姿を一度も見た事がない。

母は精神的にも肉体的にも辛い時はいっぱいあったはず。

それでも愚痴すら言ったことがない。


父は冷たいところがある人。

母のお陰で今は大分和らいだ部分もある。

昔、父の言うことは絶対だった。
自分が全て正しいと考えていた人。
父が決めたら家族皆んながそれに従う。

祖父母の同居を決めた時もそう。
父は母や子供達になんの相談や話しもしないで勝手に決めた。

母はそれでも文句を言わなかった。
大変な事も沢山あったと思う。

愚痴る代わりに「子供達には義理の両親と同居をさせたくないな。どんなに良い人でも、一緒に暮らす事は大変。特に生活が出来上がっていた所に途中から同居はとても大変だからね。娘には苦労させたくないな。」
って言っていたことがあった。

頑張る母に父からの労いの言葉は一度もなかったと思う。

母は『夫が決めた事、そして自分が従ったという事は自分が納得した事だから、それに対して愚痴を言うのは間違っている』と思ったのだろう。

そういう人だから…

本当に素晴らしい人。


一度だけ母の悔し涙を見た時がある。

食事中に突然珍しく席を立ち、涙を拭きに行った。
確か、食事が美味しくないと、祖父に言われて父も何かを言ったような気がする。

幼い私は、父が怖くて母をかばう事が出来なかった。

目を真っ赤にしてテーブルに戻って来たのを覚えている。


昔、何かの番組で『生まれ変わっても今の旦那さんと結婚するか?』っていう質問があった。

母にも同じ質問を投げかけてみた。

幼い私は何故か勝手に、『お母さんは絶対に「もう一度結婚する」って言うな』と思っていた。

でも母から返ってきた答えは

「私は独身で良いわ。 誰にも迷惑をかけずに生きていきたいから…」

だった。

私がまだ小学生か、中学生くらいだったと思う。

思っても見なかった母の答えに衝撃を受けた。

それと同時に、「お母さん 何か悲しいことがあったんだ…」「もし、私は生まれ変わってもお母さんの子供として生まれてこれないんだ…」って悲しくて寂しい気持ちになった。


***


酷い吐き気を感じながら母を思っていた。


しばらくして、夫が帰ってきた。


毎年恒例の夏前に始める無理なダイエットをしていて、あまり食べていなかったので栄養があるものを沢山買ってきてくれた。

気持ち悪くて食べたくないけど、夫が怒るので渋々食べた。


忙しいのに、子供達のお迎えや夕食の支度もしてくれ、子供達をお風呂に入れて歯磨きもしてくれた。

宿題も見てくれた。


ありがとう…




いろんな思いが溢れてきていっぱい泣いた。

でも、父のことも少しだけ分かってあげられるようになってきた気もする。

父のことはまたの機会に書こうと思う。


父が私の夫だったら、いっぱい喧嘩していたと思う。 結婚したことを後悔していたかもしれないし、離婚していたかもしれないし。

夫婦の面白いところなのかなんなのか、私の母が我慢強いのかなんなのか分からないけど、母は夫と(私の父)一緒に過ごすのが一番「楽」らしい。

母は「こんなドジな私と一緒になってくれたお父さんに感謝しているのよ。」

って笑っていう。

夫婦の見えない絆を感じる。

苦楽を共にしてきて、いろんなことを乗り越えてきた二人だからわかるものなのか…

長年一緒に暮らしてくると感じられるものなのかな…

二人にしかわからないことがたくさんあるんだろう。

私達夫婦も色んなことを一緒に乗り越えるとその先にまた何かが見えるのかな…


はーっ 涙腺崩壊で、疲れた。












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