初恋 8 先輩が私の事覚えていてくれた❤

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憧れの先輩が私の隣りにいる。
やっぱり背が高いな…
髪の毛がサラサラしている。
前髪が目に少しかかっていて、時々髪をかきあげる姿にドキッとさせられる。


裕哉「あの… あの時はごめんね。」


私「えっ?」


裕哉「バスケの試合で、顔にボール当てちゃったでしょ?」


私「あ… 」



先輩覚えててくれたんだ。
私のことなんかすっかり忘れているのかと思ってた。

私「覚えていてくれたんですか?」


裕哉「忘れるわけないよ。ほんっと悪いことしゃちゃったなって思ってた。ちゃんと謝ってないなってずっと気になってたんだ。」


えー 裕哉先輩、そんなことずっと気にしててくれたんだ。


私「あっ」


そう言えば、タオルをずっと返せないでいたんだっけ。


私「先輩からタオルをずっと借りていたままでした。いつもは持っているんだけど、今日は持ってきてなくて…」


裕哉「タオル? 貸したっけ?そんなの良いよ。あげるよ。っていうか、捨てちゃっていいよ。笑」

私「いや… 捨てるのは…」

裕哉「じゃあ ぞうきんにしていいよ。笑」

私「いや… ぞうきんにするのも。笑」


先輩の笑顔 やっぱり素敵。
見つめられると反射的に目をそらしてしまう。
私、今、憧れの先輩と話しているんだ、、、 
それだけでもう胸がいっぱいになった。


裕哉「焼きそばでいいんだよね?」


私「はい。」


裕哉「2つ下さい。」




裕哉先輩が焼きそばを2つ買ってくれた。


裕哉「はい。」


私「あっ これ焼きそば代。」


焼きそば代を払おうとお金を渡すと


裕哉「いいよ。これはお詫びのしるし。笑」


私「えっ でも…」


裕哉「じゃ、二人を探そうっか。」


二人を探している間、どんな話しをしたか緊張しすぎてはっきり覚えていない。
確か、先輩のバスケットへの思いとか、どこの高校に進みたいかとか 親戚がアメリカに住んでいるからそこにホームステイに行きたい… っていうことを話してくれたんだと思う。



裕哉「ライムちゃんと、美雪ちゃんは、仲がいいんだね。」

私「はい。小学校の時から一緒で、家も近くてよく遊んでいました。でも今みたいに仲良くなったのは中学校に入ってからです。裕哉先輩は和幸先輩といつも一緒にいますよね。」


裕哉「そーだね。小学校は違ったんだけど、中学1年でバスケ部に入部してから仲良くなったのかな。 初めて会った時から、ずっと前から知っていた気がするんだよね。」


人混みの中ではぐれないようにと、裕哉先輩との距離が縮まる。

ちっ 近い
心臓の音が聞こえちゃいそうだよ。


あっ 先輩の服…

あのタオルと同じ柔軟剤の香りがした。








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